ナース漫画大賞2025
「2位」受賞作品
不安な夜に寄り添う
ということ
投票者コメント
患者さんの多くが看護師の多忙さを察して我慢してくれているんだろうなと感じることも多々あり心苦しく思いながら働いていました。この作品を読んで以前の多忙な現場で働きながら抱えていた葛藤を思い出しました。
7コマ目で涙がでた。同じようなことがあったので共感できました。忙しくても明日からまたがんばろうって思えました。
私は今看護学生で、手際も悪く要領も良くありません。この漫画の中で伏原さんが苦しい中でも筆談で伝えたいと思うほど、この看護師の方の接し方があたたかいものであったということ、技術と同じくらい心や気配りが重要であることが理解できました。
同じ看護師として、自身や職場の同僚の行動や態度を振り返る機会となり、看護とは何かを考えさせられました。
自分におごることなく、相手の求めていることに真摯に丁寧に対応することの大切さを思いました。
現在5年目の看護師です。新人の頃は一つ一つをするのにも技術が未熟であり、そのためか慎重かつ患者さんにとって苦痛なく、といった当たり前のことができていた気がします。しかし、現在は業務も増え、他のスタッフのフォローにも回らなければならず、一杯一杯なのが正直なところです。患者さんにとってはそんなこと、全く関係なく、みなさんが安心できる看護を受ける権利があるのに…。そんなことを気づかせてくれた、同期にも先輩にも読んで欲しいマンガでした。