ナース漫画大賞2025
「3位」受賞作品
最期の選択
投票者コメント
私は今大学で終末期の看護について学んでいます。患者さんの意思と家族の意思が異なった場合、自分だったらどのような対応をするのか改めて考えるきっかけになりました。
ご本人の頑張りとご家族の思いがすれ違って、医療従事者は中間で、どうしようも無い、答えがないことについての漫画で、自分は毎日このジレンマについて考えているため、心に突き刺さった。とても苦しい。
患者さんの気持ちと家族の気持ち、どちらの気持ちも共感でき、どちらを優先させるのが正しいとかではなく、どちらも納得できるように、お互いが思い残すことがないように気持ちに寄り添う看護は、私の理想なので。
自身も同じ体験をしました。今でも自分達の選択が良かったのかずっと自問自答しています。
緩和ケア病棟で勤務しています。同じ様な場面に遭遇し毎回葛藤しています。正解はないと思いますが、患者さんご家族としっかり向き合いたいと強く思いました。
終末期患者に対して看護師はどのように接して行けば良いか今後も考えていかなければならないと感じたためです。漫画を通して看護師以外の医療職者や家族さんにも、本人との接し方や終末期になる前から関わる大切さが伝わって欲しいなと思ったので、こちらの作品を選ばさせて頂きました。